【実体験】茶道をはじめようと思ったあなたへ【探し方のポイントを解説!】
「茶道の世界ってちょっと素敵。」
こう思ったあなた、茶道の世界へようこそ。
お茶で日本文化を体験できる茶道は歴史も古くとてもとても奥が深いものです。
とはいえ、同時にこんな疑問や不安が頭に浮かんできたのでは?
茶道ができる場所ってどこ?
茶道って敷居が高そうだし、はじめるのも難しそう・・・
茶道をはじめるにあたって、まず気になるのが教室探しです。
茶道教室は全国各地にたくさんありますが、どこを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では「茶道をはじめてみたい方、茶道に興味があるけど何から調べればいいの?という方」に向けて、茶道教室の探し方について、体験談を踏まえながらご紹介します。あなたも茶道の世界を体験してみませんか?🍵
- 茶道教室の探し方、見学、決め方のポイント
- 実際に茶道教室を見つけるまでの体験談
またり
- 日本茶アドバイザー資格を保有
(日本茶に関する消費者への初級指導者) - 表千家 茶道
(入門・習事の免状取得済み) - 日本茶サブスクを利用中
(通算利用履歴10年以上~)
茶道教室の探し方、見学、決め方には押さえておくべきポイントがあります。
「自分のライフスタイル」と「教室に通う目的」をポイントに当てはめながら考えると希望に近い教室を見つけることができます。一番大事なのは先生との相性です。
いきなり入門するのではなく、まずは無料の体験レッスンや茶道教室の見学を通して自分にあった茶道教室を見つけてみてください!
茶道教室の探し方
茶道教室を探す方法はいくつかあります。
- 口コミ
- インターネット
- 流派に問い合わせる
🍵簡単な探し方3選
口コミ
茶道をやっている知人や友人が身近にいれば通っている教室の情報を聞いてみると良いでしょう。
教室の雰囲気やお稽古の状況などリアルな情報を教えてもらえる可能性があります。
インターネット
インターネットでも茶道教室を探すことができます。教室によってはホームページやブログを運営しているので、「場所 茶道教室」で検索すると教室の雰囲気や先生のプロフィールなどを事前に調べることができます。
また、インターネットやSNSなどで口コミを検索してみるのも良いでしょう。
流派に問い合わせる【おすすめ】
茶道にはいくつかの流派がありますが、各流派には教室の紹介や入門方法を案内しているサイトがあります。流派に問い合わせることで、自分の希望にそった教室を紹介してもらうこともできます。
主な流派である表千家、裏千家の問い合わせ先は以下のとおりです。
表千家と裏千家の概要
表千家は千家流茶道の本家です。宗家は「京都市上京区小川通寺之内通上ル」にあります。 表千家を象徴するのは、「不審菴(ふしんあん)」という名前の茶室です。「不審花開今日春(いぶかしはなひらく こんにちのはな))」という禅語がその名の由来で、自然の偉大さや不思議さをたたえる意味があります。
表千家と同じ三千家の一つに数えられている裏千家は、「京都市上京区小川寺之内上ル」に茶室を持つ、表千家の分家です。表千家の不審菴の裏通りに位置するため、裏千家と呼ばれています。 茶室の名前は「今日庵(こんにちあん)」。
出典:wakare-伝統文化「【伝統芸能の茶道】表千家と裏千家、武者小路の流派の違いとは?」(最終アクセス:2023年6月10日)
茶道教室を見学する
茶道教室をいくつか探したら、実際に見学に行ってみることをおすすめします。
見学することで、教室の雰囲気や先生の教え方、生徒の様子などを直接確かめることができます。
見学に行くときは、以下の点に注意しましょう。
🍵確認したい5つのポイント
教室の雰囲気
教室の雰囲気は、茶道を学ぶうえでとても大切なポイントです。教室が清潔で整頓されているか、生徒同士の雰囲気はどうか、先生の教え方はどうかなど全体の雰囲気を確認しましょう。
先生の教え方
先生の教え方は、長くお稽古を続けていくうえで大切なポイントです。先生がわかりやすく丁寧に教えてくれるかどうか、生徒の質問に丁寧に答えてくれるか、生徒の個性を尊重してくれるかなどを確認しましょう。
生徒の様子
生徒の様子は、自分が通いやすいかどうかを判断するうえで大切なポイントです。生徒の年齢層はどうか、生徒同士の仲はどうかなどを確認しましょう。
月謝
月謝は、自分が続けられるかどうかを判断するうえでで大切なポイントです。月謝は教室によって異なりますが、一般的には月額1万円~2万円程度が多いです。月謝以外にもお道具代や水屋料などが別途かかる場合があるので月々や年間にかかる費用を確認しましょう。
通う頻度
通う頻度は、教室のお稽古日によって異なりますが自分の時間や予算に合わせて決めることができます。一般的には週に1回、月に1~2回程度通う教室が多いです。1回あたりのお稽古の時間など含めて確認しましょう。
茶道教室を決める
見学した教室の中で、自分に合った教室を決めましょう。教室を決める際には、以下の点も考慮しましょう!
🍵考慮すべき4つのポイント
通う場所
茶道は奥が深く、長く続けていけばいくほど新しい発見と勉強があります。そのため自宅や職場から通いやすい場所にある教室を選ぶようにしましょう。また、教室の雰囲気や先生の教え方なども通う場所を選ぶ際に考慮したいポイントです。
通う時間
茶道教室のお稽古の時間は教室によって異なります。自分のライフスタイルに合わせて、通いやすい時間帯(平日の夜や休日など)にお稽古がある教室を選ぶようにしましょう。
月謝
茶道教室の月謝はお稽古の時間や教室の設備などによっても異なります。月謝以外にもお道具代や水屋料などが別途かかる場合があるので月々や年間にかかる費用を確認して自分の予算に合った教室を選ぶようにしましょう。
自分の目的
茶道教室に通う目的を明確にしましょう。茶道の礼儀作法を学びたい人、茶道の文化を学びたい人、茶道の技術を身につけたい人など、自分の目的に合った教室を選ぶようにしましょう。
【体験談】茶道教室に出会うまで
ここからはまたり本人が茶道教室を見つけるまでの流れをご紹介します🍵
まずは体験してみようとインターネットで「茶道体験 場所」で検索。個人宅ではなくスクールとして開かれている茶道教室の無料体験レッスン(裏千家)へ申し込む。
仕事帰りに約1時間、茶道について、お茶やお菓子の頂き方などを丁寧に教えていただきました。グループレッスンで質問もしやすい雰囲気でした。
スクールの場合、体験談やホームページもしっかり作成されていることも多く、イメージを持ちやすく敷居が高くないので初心者にはおすすめです。
無料体験レッスンを経て、本格的に茶道を始めたいと思いインターネットで最寄りの茶道教室を探す。スクールと個人宅の両方で探すも見つけられず、表千家と裏千家それぞれの稽古場紹介ページから問い合わせをしました。
稽古場紹介のお願いはHPのフォームから申し込みをすることが出来ます。申し込み後、本部から希望条件に近い先生にご連絡をとっていただき、先生側で受け入れ可能とご了承を得た場合、本部を通じて教室をご紹介いただけます。基本的には1回の申し込みに対して、1教室をご紹介いただけます。
また、受け入れ可能となった場合、先生によっては直接お電話やお手紙をいただく場合があります。
この一連の流れは本部と先生のやりとりも発生するため、私の場合は返事をいただけるまで約1週間~1ヵ月程度かかりました。気長に待ちましょう。
通常どれくらいの日数が必要か理解していなかったので何度か本部に状況確認の連絡をしてしまいました…
申し込みから約1週間後、裏千家より茶道教室をご紹介いただけました。
先生から直接ご連絡をいただき、教室見学の日程を調整します。
日程調整後、教室側で受け入れるのが難しいということになり見学を断念することに。。
このような場合でも状況を本部に説明すれば、改めて希望条件に近い教室を探していただけます。
見学断念からさらに1週間後、裏千家より改めて茶道教室をご紹介いただけました。
先生から直接ご連絡をいただき、教室見学の日程を調整します。
体験当日、初めて個人宅の茶道教室に伺いました。
他の生徒さんのお稽古を見学させていただき、美味しいお茶やお菓子をいただきました。その後、先生より教室の説明をしていただき、その場では入門を決めずに帰宅。
この時は初めての先生や茶道教室だったので「他の教室も見てみたい!」という気持ちが強かったことを覚えています。とても物腰が柔らかい先生という印象でした。
稽古場紹介の申し込みをしてから約1か月後、自分でも茶道教室の情報収集をすべく最寄りの茶道具屋さんへ。お店の方とお話をさせていただき、近くの教室の情報をゲット。
ちなみに最寄りと言っても家からは約1時間ぐらいかかりました…
ホームページを作成していない茶道教室を見つけるにはどうすれば良いかと考えた私。
茶道具屋さんであれば、いろんな茶道教室の先生と繋がりがあるはず!と考えた私。
正解でした。
稽古場紹介の申し込みをしてから約1か月後、表千家より茶道教室をご紹介いただけました。
本部より教室案内の手紙をいただき、ご紹介いただいた教室へ電話をして教室見学の日程を調整します。
体験当日、こちらの教室でも他の生徒さんのお稽古を見学させていただき、美味しいお茶やお菓子をいただきました。その後、先生より教室の説明をしていただきました。
はじめての表千家の茶道教室。これまでの調べた教室の中でも最も家から近い教室でした。
先生と生徒さん全員が着物を着ており、日本文化の世界を体験できたような気がしました。
「今年は新しいものに挑戦したい!!!」そう思って茶道体験をしてから約3ヵ月が経ちました。
入門させていただいたのは、茶道教室のご紹介③で書かせていただいた表千家の教室です。
実は教室見学をさせていただいた当日に入門を決めました。
主な決め手はこちらです。
・先生の口調や話し方が厳しくも優しさを感じた。
・先生と生徒の距離が近く、変なギクシャクを感じなかった。
・お稽古は月2回なので他の予定を調整しつつ無理なく続けられそうと感じた。
・自宅から比較的近いので長く通うことができるイメージを持つことができた。
・本物の炭を使っていたり、全員が着物を着ていたりと”ホンモノ”を経験できると感じた。
3ヵ月長かったな~やっと見つかって良かった
まとめ:教室選びは丁寧に、最後は直感を信じて
ここまで読んでいただきありがとうございました!🍵
今回は茶道教室の探し方と体験談について記事を書いてみました。
教室の探し方ポイント!
- 口コミを調べる
- インターネットでホームページやブログを検索する
- 流派に問い合わせる【おすすめ】
教室の見学ポイント!
- 教室の雰囲気
- 先生の教え方
- 生徒の様子
- 月謝
- 通う頻度
教室を決めるポイント!
- 通う場所
- 通う時間
- 月謝
- 自分の目的
先生や教室によって雰囲気は様々です、ポイントをおさえつつも一番大事なのは先生との相性です。
無料の体験レッスンや茶道教室の見学は年中通して行われているので自分にあった茶道教室を見つけてみてください!
これから茶道をはじめてみようと思っている方の参考になれれば嬉しいです。
これからも茶道教室のお稽古で学んだことを書いていきます!ご期待!