【おうちで癒し】自家製ほうじ茶の作り方 | 香り高いお茶を手軽に。
ほうじ茶の香ばしい香りってなんとなく癒される。落ち着く。
出来たてのほうじ茶を飲みたいけど、お茶屋さんに行かないと買えないのかな?自分でほうじ茶を作るのって難しいのかな?
自分で作れたらいつでも出来たてのほうじ茶が飲めるのに…
日本茶アドバイザーのまたりです!
茶葉を炒めて出来上がり!自宅で簡単にほうじ茶が作れますよ!
用意するものも少なく、短時間で作れるほうじ茶はオススメです。
この記事を参考に是非、自家製ほうじ茶を作ってみてください。
部屋に広がる香ばしい香りを楽しんでね!
自家製ほうじ茶で癒しのおうち時間を過ごしませんか?
本記事は「ほうじ茶が好きな方、出来たてほうじ茶を飲んでみたい方、自分だけのほうじ茶を作りたい方」に向けて下記の内容をご紹介します。
- ほうじ茶の特徴(種類・魅力・効能)
- 自宅で簡単に出来る!ほうじ茶の作り方
- ほうじ茶の美味しい飲み方
またり
- 日本茶アドバイザー資格を保有
(日本茶に関する消費者への初級指導者) - 表千家 茶道
(入門・習事の免状取得済み) - 日本茶サブスクを利用中
(通算利用履歴10年以上~)
ぜひ最後までお読みください!
ほうじ茶の特徴
煎茶や番茶、茎茶などを強火で焙じて(焙煎して)水分を飛ばし、香ばしい香りを引き出したお茶です🍵
お茶の色は緑茶のような薄緑ではなく、透明感のある飴色をしています。
飲みやすく、様々な料理にも合わせやすいという特徴があります。
種類:ほうじ茶って1つだけじゃないの?
使用している茶葉の部位によって2種類に分かれます!
- 茶葉の「葉っぱ」を使ったほうじ茶
- 茶葉の「茎」を使ったほうじ茶
葉ほうじ茶と呼ばれています。
使用している茶葉の品種(やぶきた、おくみどりなど)によって特徴が異なりますが、全体的に香ばしくも爽やかで口当たりも軽やかなお茶です🍵
棒ほうじ茶、茎ほうじ茶、雁ヶ音ほうじ茶と呼ばれています。
焙じることで茎茶特有の甘みがコクに変わり、香ばしくもまろやかで深みの感じられるお茶です🍵
「雁ヶ音ほうじ茶」の雁ヶ音(かりがね)とは、高級煎茶や玉露の茎の部分のことを言います。
「茎」だけ使ったほうじ茶は一般的に高級ほうじ茶と呼ばれています。
飴色が濃くでるので、冷茶で飲むなら「茎」を使ったほうじ茶がオススメです!
魅力:焙じる(ほうじる)ってなに?
- 火で炙って水分を飛ばすこと
効能:心身ともに優しいお茶
- カフェインの含有量が少ないから安心!
- リラックス効果&冷え対策に最適!
茶葉に含まれるカフェインは熱に弱いため、強火で焙じることで破壊されます。
そのため、玉露や上級煎茶と比較するとお茶に含まれるカフェインの量は少なくなります!
低カフェインにはなりますが、ノンカフェインではないので飲みすぎには要注意です。
普段からカフェインの摂取を控えている方や就寝前に飲むお茶として、ほうじ茶はオススメです🍵
また、胃腸への刺激や苦み渋みも少ないため、お年寄りから子どもまで揃って楽しめるお茶です!
焙じる過程で生まれる香り成分に「ピラジン」というものがあります。
この成分がほうじ茶の特徴である香ばしい香りを生み出しています。
「ピラジン」には代謝を促す成分も豊富に含まれてており、血流を促進し、冷えの改善やリラックス効果が期待できるとされています。
ほうじ茶ではありませんが同様に「ピラジン」を含む麦茶について以下の結果がでております。
六条大麦(※1)を原料とした麦茶の香りに、リラックス効果が期待できることを明らかにしました。
出典:カゴメ「六条大麦を原料とした麦茶の香りにリラックス効果が期待!!ーカゴメ、杏林大学との共同研究ー」(最終アクセス:2022年11月16日)
麦茶の香ばしい匂いの成分であるアルキルピラジン*1類の多い麦茶の飲用による、血液流動性向上(サラサラ)効果をヒトで確認したことを明らかにしました。
出典:カゴメ「香ばしい麦茶は血液をサラサラにする!―カゴメ総合研究所がヒトで確認―」(最終アクセス:2022年11月20日)
ほうじ茶の作り方
必要なモノはこの3つ!
- 茶葉
- プライパン
- 菜箸(さいばし)または木べら
用意する茶葉は普段から家にあるもので大丈夫です!古いお茶の葉っぱを使っても全く問題ありません!
簡単!5STEPで作る自家製ほうじ茶!
実際に自家製ほうじ茶を作ってみました!
使用したのは普段から飲んでいる煎茶の茶葉です!
キッチンがほうじ茶の香りに包まれて最高でした🍵
どうだったでしょうか?想像していたよりも簡単だったのではないでしょうか?
準備を含めても5分くらいで出来る「自家製ほうじ茶」を是非お試しあれ!
ほうじ茶の美味しい飲み方
茶葉の量を8g(急須一杯分)として記載しています。
香ばしい香りを引き立たせるために、お湯の温度は高め(90℃以上)で一気にいれるのがオススメです。
他の日本茶のように適温になるまでお湯を冷ます必要がなく、沸騰したお湯を使うことができるので簡単です!
長時間蒸らすと味が濃くなり、渋みが出てしまうので抽出時間は30秒が目安です。
まとめ:自家製ほうじ茶の魅力
ほうじ茶の特徴
- ほうじ茶は「葉」を使ったもの、「茎」を使ったものの2種類がある。
- ほうじ茶の「焙じる(ほうじる)」は、火で炙って水分を飛ばすこと。
- ほうじ茶は低カフェインでリラックス効果&冷え対策に最適。
ほうじ茶の作り方
- 用意するものは3つ!
- 簡単!5STEP!で自家製ほうじ茶が完成!
ほうじ茶の美味しい飲み方
- お湯は温度は高め(90℃以上)で一気に入れる
- 抽出時間は30秒が目安
寒い季節に飲むほうじ茶は一段と美味しく感じると思います🍵
体を温めたい時、リラックスしたい時に『自家製ほうじ茶』を作ってみてはいかがでしょうか?
ほうじ茶の香りに包まれてほっとする時間。おうち時間がより一層楽しくなりますよ!
作り置きをしないで都度作るのがオススメ。
手間はかかりますが、出来たての香りが楽しめるので是非お試しあれ!